ベジミート　おいしく調理するこつ　　１、もどし方　－１－

ソイミート（乾燥大豆たんぱく・大豆肉）、

グルテンミート（乾燥小麦グルテン）をつかって

おいしく調理する「こつ」を、ご紹介していきたいと思います。

[E:flair]

というご質問を、よくいただきます。

いろいろなこつがありますので、

何回かに分けて、ご紹介していきたいと思いますが、

第一回目は、「もどし方」についてです。

[E:shine]



《　こつ１　もどし方　》

●充分にもどす

ベジミートは、水かお湯につけて

充分にやわらかくなるまでもどすことが大切です。

まだしっかり全体がやわらかくなっていないうちに

調理を始めてしまうと、

味がよくしみこみません。

お水よりも、お湯でもどしたほうが

早くもどります。

ゆでてもどしても大丈夫ですが

やわらかくなりすぎて、ほぐれてきてしまうこともありますので

様子をみながら、もどしてみてください。

●何度か水をかえてもどす

乾燥したベジミートを、水かお湯につけて

一度やわらかくなったら

もどした水（お湯）はいったん捨てて

そこに新しくたっぷりの水（お湯）を入れて

よく水をふくませて、またお水を捨てます。

これを、１回、2回と繰り返していくと

大豆のにおいが、1回ごとに減っていきます。

もし、大豆のにおいが気になるようでしたら

これを3回くらい繰り返していただくと

大豆のにおいはかなり消えます。

唐揚げやしょうが焼きなど、味の濃いお料理や

油を使うお料理の場合は

大豆のにおいがあっても、あまり気になりませんが

塩味の料理、煮物などの油をあまり使わない料理、

薄味の料理などは、風味が繊細に感じられるので

大豆のにおいを消したほうが、よりおいしくなります。

●もどした後に、下味をつけてしばらく置いておく

よく水でもどしたら、その後に

だし、塩、しょうゆ、しょうがなどで下味をつけます。

時間に余裕がある場合は、この下味をつけて

しばらくおいておくと、味がよくなじんで、おいしくなります。

塩、だしなどで薄く下味をつけておくと

どんなお料理にも使える万能の下ごしらえができますが

マリネのように漬け込んでおいても

お料理のレパートリーが広がります。

[E:bell]

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